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update. 2018/7/23
のどかな里山の風景が広がる三和町川合地区で、福知山では初めてとなる移住体験ツアーを開催しました。川合地区は、京都府の移住促進特別区域に指定されており、移住者支援に積極的に取り組んでいる地域です。ここに都会に住む移住希望者をご招待しました。
まず、「農事組合法人かわい」の土佐さんから、お試し住宅の入居者をはじめとした移住者支援や、農作物の加工などの取組についてお聞きします。
センターに加工場をつくり、地元の農作物を都市部などに売り出す計画です。
お楽しみの農業体験は、万願寺甘とうの収穫作業を行います。
参加者は、思い思いに万願寺を収穫します。
土佐さんは、三和町へのUターン者。農業や地域のこと、移住者にいろいろなアドバイスをしてくれます。
地元のおばあちゃんも一休みして農作業を見学です。
万願寺を袋一杯に収穫し、皆さん大満足いただけたようです!
農作業でおなかがすいたら、インバウンド観光客で大人気の農家民宿「古民家の宿 ふるま家」でランチをいただきます!
ふるま家は、宿主の沢田さんのこだわりにあふれた空間になっています。
「インスタ映え」するワンプレートランチに、スマホのシャッター音が。
ふるま家の縁側で、里山風景を望む。
田舎ならではの、ほっこりする瞬間です。
宿では、沢田さんのお父さんの手によるリノベーション作業も見学させてもらいました。
沢田さんと夫のニコラさん、長男のテオくんと。みんなで記念撮影!
沢田さんも、三和町への移住者。ふるま家には、里山地域へ移住し農家民宿や農家レストランを開業したいという方もたくさん来られるそうです。
ランチのあとは、安産祈願で多くの人が訪れる大原(おおばら)神社で地元に伝わる伝統を学びます。
大原神社の林宮司より、神社の創建や由来などのお話を聞き、皆さん感心されています。
かやぶきの絵馬殿や神社に古くから伝わる絵馬に、歴史の奥深さを感じます。
大原の里山の雰囲気を存分に味わいながら、有名な「大原の産屋」へ向かいます。
京都府指定の有形民俗文化財として、地元の方々にも大切に守られています。
大正、昭和初期ごろまで、実際にお産をしたりお産のあとで身体を休めるのに使われたそうです。
最後は、三和荘で地元のお土産を買い、館長のウサギさんにもお別れを告げます。
里山ののどかな雰囲気のなか、笑顔がたくさんあふれる移住体験ツアーとなりました。
参加者からも「自分の知らないのどかで良い場所がたくさんありました」「外からの人もこころよく受け入れてくれる雰囲気があり、移住者支援の体制も整っていることが分かりました」といった感想を聞くことができました。
今後も、移住を希望する参加者の笑顔があふれ、移住に向けた不安や戸惑いをなくすヒントをつかんでもらえる移住体験ツアーや、参加者の希望に沿うセミオーダー型で福知山への移住を体験する事業を提供していきます。ぜひご利用ください!!