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新卒Uターン ~決め手は地元への愛着と地域への恩返し~

update. 2022/10/18

【プロフィール】

中井田 真哉(Nakaida Masaya)さん

京都北都信用金庫 福知山中央支店勤務

22歳/福知山市出身/福知山市在住/Uターン

 

福知山市生まれ。京都市内の大学を卒業後に京都北都信用金庫に入庫。なぜ地元福知山へのUターン就職を選んだのか?そこには中井田さんの思いがありました。

▲窓口で対応する中井田さんの様子 日ごろから地域のお客様との会話を大切にしている

Uターンを決めた理由

中井田さんは福知山が大好きで、特に人との関わりや地域のつながりを大切にしています。中井田さんが大学進学をした京都市内では、地域の人との関わりが希薄だと感じていたそうです。大学で就職活動を行うようになって改めて地元について考えると、福知山は地域の人との関わりが強く、自治会の活動などが活発に行われており、家族のピンチにも駆け付けることができると感じました。

他の業種も検討しましたが、地域の人への恩返しや地域貢献をしたいという思いがあり、最終的に地元の金融機関への就職を決めました。

福知山とUターンの魅力

福知山の魅力は「生活を送る上で何不自由なく暮らすことができるところ」と語ってくれました。車は生活に必要不可欠ですが、京阪神にも簡単に遊びに行ける良さがあります。自然も身近で、生活に必要なものがそろっている暮らしやすいまちと感じています。Uターンの魅力は、地元に知り合いや友達が多く、安心して生活を送ることができるところだと中井田さんは話します。福知山では気軽に友達と会うことができ、今でも高校時代の友達とスケートボードやソフトボールを楽しんでいるそうです。

また、福知山では近所付き合いや人付き合いが当たり前だということにUターンして気がつきました。現在は、学生時代に地域活動として子ども会の企画を行った経験を活かし、自治会や子ども会の運営、お祭りへの参加や近隣の独居高齢者の見守りを行っています。中井田さんは、自治会の中で一番若いため頼りにされることが多く、様々な活動に参加しています。

仕事においても、地域の人とのつながりを大切にする姿勢は変わりません。地域の人と仲良くなるには、まず自分から話しかけてみることが大切で、地域の人と話す機会を作り出すことが重要だと考えています。

入社してもうすぐ半年ですが、人とのつながりやあたたかさを感じた出来事があったそうです。印象的なエピソードとして、ATMを利用していたお客様が、中井田さんとの会話が楽しくて銀行窓口を利用されるようになったことを教えてくれました。都会ではあまり感じることのなかった人のあたたかさや親密さを感じることができたそうです。

▲インタビューに笑顔で答える中井田さん

 

今後の目標とUターンする方へのメッセージ

中井田さんは、将来的に地域の方々の支えとなるような取り組みを行うことが目標の一つだそうです。今まで支えていただいた地域の方々に恩返しをしたいのだと語ってくれました。そのためには若い人たちが率先して行動する必要があり、自分も自治会長になるなどして貢献したいと話します。また自分の地域だけでなく、他の地域と連携して子どもから高齢の方まで幅広い年齢層が交流できるような居場所づくりをしたいといいます。

中井田さんはその例として、以前地域で行われていたソフトボール大会を挙げられ、それを復活させて地域の人が気軽に集まることができる機会を増やしたいと話されました。地域の人との交流を深めることによって、シビックプライド(※)の向上にもつながるのではと中井田さんは考えています。

(※)自分の住む地域をよりよくするために、自分から関わろうとする意識

最後に福知山へUターンをする人への一言をお願いすると、「つらくなった時に思い出す場所は地元だと思う」、「地元を思い出したらすぐ福知山に帰ってきていいよ、自分はみんなに帰ってきてほしい」と話してくれました。

中井田さんの今後の活躍が楽しみです。

 

 

関連サイト

京都北都信用金庫

 

インタビューをしての感想

若者まちづくり未来ラボ事業移住者発掘プロジェクト 北村文香さん

 

インタビューを通じて、Uターンと福知山の魅力に気づきました。私は、大学進学を機に地元を離れて福知山に来ました。私の地元も地域のつながりが強かったので、幼い頃から地域の人との交流が多かったことを思い出しました。中井田さんの話を参考に、移住者発掘プロジェクトで行うイベントでUターンの魅力を伝えたいです。

 

このインタビュー記事は若者未来ラボ事業 移住者発掘プロジェクトに

参加している学生が作成しています

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