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update. 2018/7/23
申込者様の都合の良い日時、行って見たい場所、体験したい内容などの御要望に応じて実施するセミオーダー型FUKUFUKU LIFE体感ツアー。
前回に続いて、5月19日から5月20日の1泊2日の行程で実施しましたので、今回もその様子をレポートします。
今回の移住希望者様はこのホームページを御覧になり、申し込まれました。
将来については農業全般について学び、最終的には独立したいと考えているとのことです。
福知山市へのツアーを希望した理由は、福知山市内のとある農業法人の話を聞きたい、また福知山市に移住した人の話も聞いてみたいとのこと。
実は、今回のツアーの希望時期に、ちょうどある地域で移住者交流会が行われるので、そこに参加できるよう調整。
また、話を聞きたいと御希望された農業法人の方にも会っていただけるよう調整できたので、プランを確定し、ツアー実施となりました。
ツアー実施日の5月19日は、福知山市の南部に位置する三和町にて地域の団体である三和地域協議会の主催により第3回移住者交流会が行われました。
この三和町という地域は、移住された方も多く、また移住者同士のネットワーク作りのために、移住者交流会が行われるなど、移住に向けて非常に熱く手厚く動いているところです。
参加者それぞれの思いを聞く自己紹介のあとは、各々が興味のあるところに
話を聞く、ざっくばらんなフリートーク。
お昼時になると、メインイベント?であるジビエ大会へ。
今回は、ボタン鍋をみんなで一緒に作って、みんなで一緒にワイワイと食べました。おいしかったです。
・・・というところで、移住者交流会はお開き、次の目的地へ。
次は空き家の現地案内。
三和町上川合にある、物件番号130の空き家をチョイスし、空き家の現実を知っていただくために、内部まで案内。
この物件は、状態も良く、お勧めですよ!と案内したところで次へ向かいます。
空き家見学のあとは、宿泊先へ・・・という予定だったのですが、ちょっと時間が空いたので、周辺の名所である大原神社と大原の産屋へ移動。
大原神社は1000年以上も前に創建されたと伝えられ、安産信仰をつかさどる神社として多くの参拝客が訪れており、京都府から有形文化財として指定されています。
大原の産屋は、切妻屋根をそのまま地面に伏せたような、古い建築様式で作られているもので、この中に七日七夜の間こもって出産するという習慣が大正の頃まで続いていました。
小雨が降るというあいにくのお天気ではありましたが、美しい景観と歴史が融合する雰囲気を感じ取っていただけました。
今回の宿泊場所は農家民宿「ひでじろう」。
三和町は移住者の受入について積極的ですが、実は農家民宿も福知山市内では密集している地域であり、その中の一つです。
ここの主人はのこぎり演奏や鼻笛などの色々な特技の持ち主。
さらに、今回の移住希望者様からは料理がおいしかったとのコメントもあり、非常に満足されたようです!
2日目最初の訪問先は、福知山市へ来るきっかけにもなった、当初から話を聞くことを御希望された農業法人。
ここでは、農業の現実や移住することについてなどの、あれやこれやを代表の方からお話いただき、移住希望者様は感銘を受けられ、今後のヒントをつかまれた御様子でした。
最後は本市のシンボルの福知山城へ。
もちろん、福知山城を築城した明智光秀を主役にした2020年NHKの大河ドラマ「麒麟が来る」と将棋の第31期竜王戦についてもばっちり宣伝。
もともと、日本史に御興味があるとのことで、明智光秀に関する書籍もいくつか読んだことがあるとのこと!
福知山城の職員からも、懇切丁寧に御説明いただき、ぐるりと一周したあと、福知山駅まで送り届けて今回のツアーは終わりとなりました。
後日、移住希望者様から御連絡があり、農業について新しい勉強を始められたとのこと!
今回のツアーがそのきっかけとなっていたのであれば幸いです。
以上が、今回のツアーでした。
各地で開かれている移住者同士の交流会などにも、日時が合えば御案内いたします!
御興味があればこちらもご確認を!