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update. 2021/5/25
京都府福知山市の北東部に位置する佐賀地区。佐賀地区は由良川北岸の田園地帯で、山沿いに家々が点在しており、のどかな農村風景が広がります。福知山の中心市街地から車で約20分に位置し、最寄り駅はJR山陰本線「石原(いさ)駅」まで約10分となっています。
「報恩寺のタケノコ」はえぐみの少ないことが特徴で、全国発送にもされている佐賀地区を代表する特産品です。また、佐賀地区の西には標高536.5mの烏ヶ岳(からすがたけ)がそびえ、印内(いんない)地区から登山口があります。山頂からは福知山市街地を一望でき、ハイキングにも最適です。
2020年3月末に閉校した旧佐賀小学校を活用した取り組みがあります。佐賀地区の中心に位置する旧佐賀小学校は敷地面積1万9542平方メートルの広大な敷地を有しています。そこに、「足立音衛門」が本社の機能を移転し、菓子の販売所やイートインスペースを備えた「里山ファクトリー」が2021年10月1日にオープンしました。
福知山で創業した「足立音衛門」は、東京、大阪、横浜などの百貨店に出店しており、多くのメディアに取り上げられています。様々なメニューを揃えており、「栗のテリーヌ」には大粒できれいな丹波栗がぎっしりと使用され、心も満たしてくれます。また、手づくり和三盆や低水分の発酵バターなど厳選された素材で仕上げられ、贈答品としてもおススメです。
また、小学校のグラウンドにあずまや(休憩所)を作り、休憩やお弁当を食べることができるスペースを設け、グラウンドは地域のイベントやスポーツ団体の利用なども可能です。
報恩寺地区では江戸時代から栽培が続く「報恩寺のタケノコ」が特産品です。特徴として柔らかく「えぐみ」の少ない春の味覚です。美味しいタケノコを生産するため「試し掘り」し、大きさや長さなどの出来具合を見ています。また、竹を間引きし、日当たりを良くすることで質の良いタケノコに成長します。
そして、春を迎えると、すべてが地中に埋まっている「上」、穂先のみ地表に出ている「中」、3分の1ほどが地表に出た「小」で仕分けがされます。直売所での販売や全国発送を行っており、5月上旬ごろまで出荷されます。
報恩寺筍生産グループ TEL:0773-32-0334