FUKUFUKU LIFE INTERVIEW!
小澤五男さん(62歳)
福知山市大江町佛性寺在住 / 静岡県御殿場市出身
御殿場市で18歳まで過ごす。高校卒業後は、銀行に勤め大阪府茨木市で30年間働く。私生活では、産地で味が違い、自分で打って食べられる蕎麦の面白さに魅せられ、蕎麦作りを行うようになる。銀行退職後、平成17年に福知山市へ移住。自然豊かな環境の中、自ら打った蕎麦を友人に振舞ったり、農業を行いながら充実した日々を送っている。4月には農家民宿を開業した。
ふくふく暮らしな人々vol.22 ~小澤五男さん~ リーフレットはこちらからダウンロードできます。
銀行員をしていた頃から、私生活では蕎麦作りを楽しんでいました。退職後は、「蕎麦作り」と「米作り」が出来る自然豊かな場所に移住したいと考え、移住先を探していました。そんな時、たまたま本屋で見つけた農業誌。相談に乗ってもらおうと、思い切ってその編集者に連絡をしてみたんです。すると、紹介されたのが福知山市大江町にある古民家でした。見学してみると、家の敷地には蔵があり、その後ろにはわさびが生えていました。また近くには蕎麦栽培に適した傾斜があって水はけのよい農地もありました。これを見て、「移住先はここだ」と決めました。
都市部とは違い、福知山は地域の方々との繋がりが強い街だと思います。そのような中で、地域の一員として受け入れられていくには、時間を掛けて人間関係を作っていくことの大切さを感じています。
また、自分で栽培したものを食べるという、田舎生活ならでは楽しさも実感しています。「蕎麦を打って食べる」「栽培した梅を使って梅酒を造る」「育てたお米を炊いて食べる」これらはほんの一例ですが、自分で作ったものを自分で食す時は、自分へのご褒美だと感じられる程、幸せを感じます。
・自分のつくった蕎麦を多くの方に振舞い、一人でも多くの方に喜んでいただきたい。将来は蕎麦屋を開きたい!
・自家製米を国際大会で入賞させたい!
・今春開業した農家民宿で、多くの宿泊客を迎える!
金銭面を含め具体的にどのように生活をしていくのか、現実的かつ計画的にビジョンを持つことが大切です。そして一番大切にしていただきたいのは、「地域へ溶け込もう」という意識を持つことです。地域の方々と繋がりを大切に、充実した移住生活を送っていただきたいです。
※ 今回のインタビューと制作には福知山公立大学地域経営学部1年生 西田光輝さんにご協力をいただきました。
・食べ物が美味しい。お米、お茶、野菜等、新鮮な食材が豊富にあり豊かな食生活が送れます!
・山や川が身近にあり、海へも車ですぐに行ける。自然が身近に感じられます!
・京阪神へのアクセスがよい。自然が身近にある一方で都市部へのアクセスがよいのが便利です!