FUKUFUKU LIFE INTERVIEW!
山本晋也さん(50歳)
福知山市三和町上川合在住 / 京都市右京区出身
2009年に三和町上川合へIターン後、みわ・ダッシュ村副村長として、米・野菜作りや、家族で建物まで作り上げたカフェの経営をしている。
ふくふく暮らしな人々vol.24 ~山本晋也さん~ リーフレットはこちらからダウンロードできます。
もう少し広大でゆったりとした場所に住みたいと思っていました。
京都市右京区出身。20代はバックパッカーとして世界各地を訪れ、アメリカではレストランでアルバイトをしていました。帰国後は、京都市内の、比較的自然が多い場所で三人の子育てをしていましたが、「もう少し広大でゆったりとした場所に住みたい」との想いを持っていました。そんなとき偶然インターネットで、完全無農薬、無化学肥料、有機栽培で農作物を栽培する、農業生産法人「みわ・ダッシュ村」の管理人募集を見つけ、応募することにしました。
「なければ自分で創ればいい」
都会と農山村地域のどちらにも住んできましたが、それぞれの良さがあると思います。
豊かな自然を有する三和町では、地域でとれた新鮮な野菜と舞鶴港から引き上げられた新鮮な魚がその日の内に食べられます。自然が身近にある農山村地域のよさを生かしながら、生活を楽しみたいです。そしてちょっとした不便を感じる時は、「なければ自分で創ればいい」の精神で、生活を楽しみたいです。
▲畑で野菜を収穫する子どもたち
「好奇心」、「主体性」、そして「極めること」
みわ・ダッシュ村では、農業、建築、料理など、様々な分野に挑戦しています。自分が本当に好きなものを見極め、挑戦する。分からないことがあればまずは自分で考える。それでも分からないことは、今の時代、文献やインターネットなど、どこかに知りたいことが書いてあります。誰かから教えてもらうのを待つのではなく、主体的に学び、極めることを大切にしています。
子どもが自然を通して学べる場所にしたい
広大な自然を有する三和ダッシュ村は、子ども達がのびのびと遊べるようトランポリンがある他、豊かな土壌、草木、落ち葉など、「天然の遊具」が豊富にあります。ここで、子ども達が自然を通して「学ぶ場所」にしたいと思っています。
最近の子ども達は、大人が危ないと考えるものは、やる前に止められてしまいます。自然の中で、少々のすり傷を作りながら「自然の中にある危険」や「自然の中にある知恵」を学べる場にしていきたいです。
※ 今回のインタビューと制作には福知山公立大学地域経営学部2年生 上埜妙子さんにご協力をいただきました。
・人が親しみやすい
・水がきれい