FUKUFUKU LIFE 京都|丹波 福知山移住

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FUKUFUKU LIFE INTERVIEW!

まさか自分が?思いがけず始まった移住生活で見出した、 アーティストならではの里山暮らし術。

京都府北部、福知山市の山間の里、三岳地区。美しい自然に囲まれて豊かな恵みを享受できるこの地域に、月刊フリーペーパー『このあたりのしんぶん』を発行しているイシワタマリさんがいます。イシワタさんは本の装丁やイラストなどを手掛けるアーティストでもあり、子育て真っ最中の3児の母でもあります。

またフリーペーパーの発行だけでなく、公民館を借りて「やまやま休憩室」として開放したり、ワークショップ『山山アートセンター』を開催するなど、地域コミュニティ活性化のための活動をされています。


三岳地区に住む人の情報が書かれたフリーペーパー『このあたりのしんぶん』。タイトル文字は毎回違う人に依頼。

敬老の日に配られたお弁当の掛け紙もイシワタさんによるもの。

妊娠、出産。こどもが出来て真剣に考え始めた、ここでどう生きていくのかということ。

こう聞くと移住希望者だったのかと思いきや、実は夫の転職による移住とのこと。
「来たくて来たわけじゃなかったので、、すきあらば京都市内や大阪へ出かけていました(笑)」そう語るイシワタさんも、妊娠・出産をきっかけに福知山で暮らしていく現実から目を背けられなくなったと言います。「子供を保育園に預けるようになってから、ここでどう生きるかを考え始めました」
アーティストとしてのキャリアを持ち、街中での生活が長かったイシワタさん。慣れない里山暮らしとのギャップを埋めるのに、様々な葛藤があったはず。

「そうですね。当時は寂しい思いもしました。だからこそ、近所の人たちの優しさや人間臭さに、繋がり合う美学を見つけられたと思います。」
アートを通じて暮らしに密着したクリエイティブな生き方ができるかもしれない。そう発想転換できた時に、ポジティブな気持ちでこの地域に関わろうと思えたそうです。イシワタさんのお話は、思いがけず始まった移住生活でも「どう捉えるかで状況は一変するもの」だと、私たちに教えてくれました。そして今日も、アーティストと2児の母、2つの立場から発見した福知山の新たな魅力を発信しています。


ご近所づきあいの楽しさもありがたさも、三岳地区に来てから知ったこと。

イシワタさんの作品。イラストや装丁を手がけた書籍。

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