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FUKUFUKU LIFE INTERVIEW!

福知山公立大学第1期生 卒業してもふくふく暮らし②

【プロフィール】

株式会社 中庄本店

蒲生 健一郎さん(Gamo Kenichiro)

23歳/福知山市内在住/愛知県一宮市出身 Iターン

 

愛知県一宮市出身。高校卒業後、福知山公立大学 地域経営学部 地域経営学科に入学。卒業後の2020年4月、福知山市内の食品卸業者である株式会社中庄本店に入社。

思ったよりも都会

高校の先生に勧められて福知山公立大学に進学したが、福知山市についてはほとんど知らなかったと教えてくれた。福知山市の第一印象は、「思ったよりも都会」だった。暮らすのにも特に不自由を感じることはなかったが、学生時代の唯一の交通手段は自転車。福知山公立大学生のあるあるネタである。現在は車を所有しているが、学生時代はどこでも自転車で移動していたそうだ。

福知山市でお気に入りの場所は、福知山城とゆらのガーデン。特に福知山城から見下ろす福知山のまちの風景が大好きだという。蒲生さんの出身の愛知県には名古屋城がある。名古屋城は広大な公園として整備されており、まちからは完全に独立した存在だ。福知山城がまちの風景の一部として市街地の真ん中にあるということに最初は驚いたそうだ。

▲福知山城の天守閣からみた風景。まちとの距離が近いことがよくわかる

 

福知山公立大学で学んだこと~自分が暮らすまちについて考える~

「地元にいた頃は自分が育ったまちについて考えることはなかったが、今は違う。」と蒲生さんは言う。大学でのフィールドワークがきっかけで、自分が暮らす福知山のまちについて自然と考えるようになった。

学生時代は杉岡先生のゼミ活動に専念した。京都府北部地域をフィールドに地域のイベントや企画を積極的に手伝った。他の大学との共同研究にも積極的に参加し、北海道から鹿児島県まで様々な地域を渡り歩き、様々な地域の人と話をするのが楽しかった。複数の地域を比較できる環境にあったことも福知山について考える機会になったようだ。

▲仕事の様子。大切なお客様に配達する商品を念入りに確認している。

 

福知山市に残ることを決意

就職活動中は地元に帰るか悩んだというが、最終的には福知山市内の地元企業への就職を決めた。現在は、福知山市内をトラックでまわり、地元のお得意様に食品を卸す業務をしている。お得意様との何気ないやり取りから、福知山のまちの動きが自分の肌で感じられる。地元密着の企業で働くにあたり、地元の人々からの生の情報は何よりも貴重だ。ただ仕事の話をするだけではなく、蒲生さんを気遣う言葉をかけてくれることもしばしばで、福知山の人の温かさを日々感じている。

福知山市に来て5年めとなり新社会人として忙しい日々を送る中だが、そろそろ福知山のまちのために何か活動をしてみたいとも思うようになったという。

少しずつ活躍のフィールドを広げて、蒲生さんのふくふく暮らしが一層充実することを楽しみにしている。

 

株式会社 中庄本店

住所:〒620-0061 福知山市荒河東町176

電話:0773-22-3135

HP:http://www.nakasho-h.co.jp

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