FUKUFUKU LIFE INTERVIEW!
【プロフィール】
お土産と喫茶 足立 店主
足立 明日美さん(Adachi Asumi)※写真右 35歳/福知山市駅南町在住/福知山市出身
福知山で生まれ育ち、高校卒業後は大阪にある服飾の専門学校へ進学。その後も大阪近郊でアパレル・雑貨・家具を取り扱うお店で働き、店長を経験。30歳の時、高校の同級生との結婚を機に、地元にUターンして現在のお店を開業。「自分のお店を持つ」という小さな頃からの夢を叶えた地元でキラリと輝く女性店主を取材した。
「自分のお店を開くことが、小さな頃から私の夢でした。」そう語ってくれた明日美さん。福知山で生まれ育ち、大阪に進学・就職した後もその夢はずっと持っていた。その夢を叶えるきっかけになったのが、2015年春、結婚を機に福知山へUターンしたことだった。アパレル・雑貨・家具を取り扱うお店で店長をした経験もあり、その経験を活かして「お土産と喫茶 足立」を開業。元々、何のお店を開くかについてイメージは特になかったのだが、それが具体的になったのは、都会で過ごした生活が影響しているという。
▲和モダンな外観と藍染の暖簾が印象的なお店
「自然豊かであったかい雰囲気。アットホームで落ち着く。」大阪から地元の福知山へ帰省する度にそのように思っていた。都会に出たからこそ、故郷に対して感じるものがあったという。そして、帰省先から大阪に戻る時にいつも困っていたことがある。それは、福知山のお土産問題。「友達や職場の人に贈るためのお土産選びが大変でした。」と当時の思いを振り返る。「駅前の売店にはあるものの、少ない種類の中で選ばないといけない。もっとたくさん良いものがあるんだろうな。いろんなお土産が揃っているお店があったらいいのに。」そんなことを思いながら都会に帰っていた。そういった思いから現在のお店には、様々な種類のお土産を揃えている。
▲山城屋茶舗 「ふくちやま茶」
▲お土産と喫茶 足立 オリジナルお土産も
▲山城屋茶舗とのコラボ商品。「水出し茶ティーパック」は夏のお土産にぴったり
開業までには、色々な苦労があったが、生まれ育った場所 福知山で開業したことは、大きなメリットがあったという。「地元のお土産を販売するということに応援してくれていることを感じながら準備ができた。」と地元ならでは良さを話してくれた。地元の友達がデザイナーをしていて一緒に仕事をしたり、福知山ワンダーマーケット実行委員会のメンバーとしてイベント企画・出店で勉強したりとUターンしてからも地元でのつながりを大切にしてきた。そんな明日美さんだからこそ協力してくれる人もたくさんいたのではないだろうか。
そして、2019年10月に「お土産と喫茶 足立」をオープンすることになる。
▲地元で生産された茶葉やお菓子、加工食などこだわりの品々がずらり
▲店内は、ナチュラルテイストの居心地のよい空間
店主として働く明日美さんは、一児の母でもある。「福知山が子育てしやすいまちであることを大人になるまで知らなかった。」と実体験を交えて話してくれた。お店が10月オープンだったこともあり、子どもを保育園に中途入園することに。「子どもに関する相談は、市役所の子ども政策室に行けばワンストップで対応してもらえた。保育園探しも親身になって探してもらえ、サービスも手厚いと思った。」と子育て世代ならではの福知山の魅力を教えてくれた。
「スイーツもお土産のひとつ」そう話す明日美さん。福知山の魅力を発信し、地域に必要とされる長く続くお店を目指している。誰かに贈りたくなるお土産たちを探しに行くのも良し。福知山産の食材を楽しむ喫茶メニューを味わうのも良し。福知山の魅力いっぱいの「お土産と喫茶 足立」にぜひ足を運んでみてください。
▲看板メニュー「ふくちやまぱふぇ」
▲冬場にうれしい「おぜんざい」
お土産と喫茶 足立
住所:〒620-0940 福知山市駅南町1丁目268
電話:0773-45-7757
営業日 火曜日~金曜日(祝日は休業)
営業時間は10時~16時
喫茶席ラストオーダー15時
火曜日はテイクアウトのみの営業
HP https://www.omiyage-kissa-adachi.com/
※写真出典:福知山ワンダーマーケット https://wonderfukuchiyama.net/topics/cafe-adachi