FUKUFUKU LIFE INTERVIEW!
福知山市三和町在住
沢田さやかさん
2009年に横浜市から移住し、農家民宿「ふるま家」を開業。
ふくふく暮らしな人々 vol.08 ~沢田さやかさん~ リーフレットはこちらからダウンロードできます。
まず、古民家で農家民宿をしてみたいと思っていて、茅葺(かやぶき)屋根の家を探してたんです。色々と家を探していたところ、「ふるま家」(理想の古民家)を紹介してもらい、家を見に来て5分で「ここだ!」と即決しました(笑)
この家に出会ったことが、三和町への移住のきっかけです!!
魅力といえば、まず「子育てに最適な環境」だと思います。ご近所さんとの関わりもあり、子どももとても可愛がってくださいます。くっつきすぎず離れすぎずの良い関係の中で、今ではご近所付き合い無しではやっていけないほどです!
また、「京都ブランド」が使えるところも魅力の一つです。
私は、京都市から少し離れたこの地域を“deep 京都”と呼んでいます。
初めは一人で経営していましたが、今では夫と二人三脚で経営しています。ふるま家に来てくださるお客様の8割が外国の方です。「日本の田舎を見てみたい」、「他の外国人観光客が集まらないようなところでゆっくりしたい」などといった理由でお越しになります。また、外国語で対応できるゲストハウスということも理由の一つだと思います。一緒に和食を作ったり、野菜の収穫やお茶体験をしていただいています!
WWOOFとは、農家や自然体験施設などのホスト(受入先)がウーファー(手伝い側)を家族の一員として迎え入れ、ホストが寝床と食事を提供するかわりに、ウーファーが1日6時間程度のお手伝いをするという取り組みです。
WWOOFに取り組む中で、農家民宿に興味があってウーファーとして来てくれた今の夫と出会いました^^
私は、このWWOOFを通して貴重な体験をさせていただきました。とてもおススメですよ!
URL: https://www.wwoofjapan.com/main/index.php?lang=jp
私はたまたま一目惚れした家との「縁」があり、福知山に移り住む事になりました。幸い、素敵なご近所さんにも恵まれ夫共々毎日楽しく生活していますが、地域を知らないまま移住するのは一種のギャンブルでもあるので、まずは市が提供しているお試し住宅などを利用して時間をかけてコミュニティーを知り、その地域が自分に合っているのかを確かめるのがおすすめです。里山の暮らしは何かと忙しいですが、仕事が日々の生活に直結していて、都会暮らしにはない充実感が味わえますよ。
※沢田さやかさんのインタビュー記事の製作には、福知山公立大学地域経営学部地域経営学科塩見直紀ゼミ2年生の学生のみなさんにご協力いただきました。
編集長感想 井上麻実(福知山公立大学地域経営学部2年生)
今回、沢田さんを取材させていただき、三和町での暮らしを本当に楽しんでおられるんだなと感じました。「移住して後悔したことは一度もないです」と言っておられた沢田さんのような生き方をしたいなと思いました。取材にご協力いただいた沢田さん、ご家族の皆さん、本当にありがとうございました!
・優しいご近所さんに囲まれていること。宿のお手伝いにも来ていただいてます。また、皆さん息子を可愛がってくださいます。
・美味しい空気、水、山に囲まれて四季を肌で感じることができること。
・山に囲まれていながら、海までも近く、美味しい魚介類も手に入ること。