FUKUFUKU LIFE INTERVIEW!
update. 2017/3/31
福知山市 三和町在住
松村 賢三さん(33) / 久保 世智さん(36)
2014年に亀岡市から移住し、農業法人を起業(以前のお仕事:Webコンサル)
ふくふく暮らしな人々 vol.03 ~久保世智さん~ リーフレットはこちらからダウンロードできます
以前からビジネス(起業)をしたいと考えており、農業が今後成長すると知り、一つの選択肢として「農業」もおもしろいのではと考え、まずは生産について学ぼうと亀岡で試行錯誤していた時に、「万願寺甘とう」に出会いました。
そして福知山のソーシャルビジネス研修に行った際に福知山という場所に出会い、栽培可能期間が長く、青天井で買ってくれることに魅力を感じ、 まずは規模が大事だと思い福知山市の三和町に移住を決断しました。
移住して3年たちますが、農業を展開していく上で空いている畑や空き家が多く、今自分たちがやりたいことができていると実感します。また田舎で買い物など都会と比べると不便ですが、だからこそ地域の方との支え合いやそこでのニーズから何か新たな仕掛けができそうと感じてます。また三和町には農業で生活していきたいと考えている若者が結構集まってきています。今後、移住者同士といい感じに協力、競争していきたいと思います。
僕たちはワーキングホリデーを活用した、農業を目指しています。それには滞在できる空き家が重要で、三和町では上手く空き家を活用できています。また京都府の補助金を活用し「borderless移住促進実行委員会」を立ち上げ、三和町への移住に興味がある方の支援をしています。今後は三和町への移住を考えている人が一時的に住めるお試し住宅として、今のシェアハウスの物件を活用をできればと思っています。
万願寺甘とうの産地として、大規模な生産者仲間を増やしたいです。5,000株規模の農家を自分たち以外で5人つくるというのが当面の目標です。生産技術だけではなく、人手確保等、売上を作っていく上で欠かせない細かなサポートをしていきながら、就農の輪を広げていきたいです。
先輩移住者の方々、地域の方々、本当に色んな方々がいます。週末だけでも、一週間でも一ヶ月でも、そこで過ごしてみることをおすすめします。合わないと感じたらすぐに都会へ、または別の地域を求めていけるような気軽な関わりからスタートしてみたらいいと思います。
田舎ならではの環境を活かしたビジネスを展開できる