FUKUFUKU LIFE INTERVIEW!
▼やくの 木と漆の館所属
髙橋 治子館長(50)/ 髙島 麻奈美さん(29) 吉川 枝里香さん(28)(京都市内から移住)
▼NPO法人丹波漆所属
山内 耕祐さん(29)(富山県高岡市から移住)
市営「やくの 木と漆の館」の協力のもとでNPO法人丹波漆として漆の木の栽培を行い漆液の採取をおこなう漆掻きや地元で採れた漆を使っての漆製品の製作を行う活動をするためです。
この場所(夜久野)だからこそできる取組であり、漆の館やNPO法人丹波漆という拠点があり、そこから漆を広める活動ができるため、その環境をもとめて仕事として移り住んできました。
夜久野といえば山々に囲まれた自然ゆたかな風景と暮らしができる場所です。といっても最初は田舎暮らしに興味が薄かったと語るのは山内さん。仕事で夜久野の様々な集落に入ることがありますが、その度に季節ごとの体験などを地域の方と一緒に行っています。最近ではタケノコ掘りをしたそう。この地域ならではの人のつながりがあり、その大事さを感じます。また日常で食べられる野菜が安くてとてもおしいことが、皆さんが感じている夜久野の良さでもあります。
「やくの木と漆の館」はふるさとの「技と心」をさまざまな交流を通して伝えていく場として整備された道の駅「農匠の郷やくの」にあります。漆塗り職人である一方、NPO法人丹波漆として漆の木の植栽など
一本でも漆の木が夜久野町に増えることを目標に活動しています。
また漆の館では芸術作品から日常用品まで木と漆塗りの作品展示・漆の資料研究などのスペースを設け、地域やお子様などに漆塗り体験をしていただくなど、漆を短に感じられる拠点を目指しています。
漆文化をより深く知り、多くの人に伝えていきたいです。そのためにもっと身近に感じられるよう、まずは漆に触れる機会を増やしていきたいです。また漆掻きとして漆の木を増やし、丹波漆の再生をしていきたいです。
地域に来る際には、地域の方と交流することをお勧めします。それぞれの地域ならではの人と人とのつながりや思いやりを感じられるのではないでしょうか。またいろんな地域をみることで、きっと今の日常にも面白と思えることが増えると思いますよ。
・自然ゆたかな環境と風景
・美味しい野菜
・漆に専念できる環境